1. TOP
  2. よくあるご質問
  3. ご家族の疑問

ご家族の疑問

Q1 障がいについての本を読んでも、一体どこから相談したらよいか、いまいちよくわかりません。

まずは、医療機関や保健所へ相談するのがよいでしょう。

ご本人が医療機関へ通っているのであれば、まずはそこで相談してください。ただし、医療機関によっては、「カラフル」のような社会復帰を支援する指定障害福祉サービスの情報をあまりお持ちでないところもあります。次に地域の保健所へ相談していただければ、そこから支援センターや相談機関、地域の家族会などが連携してサポートする体制が形作られていきます。ご家族の方が感じる孤立感は、とても強いものがあります。できるだけ早めに、相談先を見つけることをおすすめします。また、支援が始まってからも、定期的に医療機関や保健所に相談し、客観的なアドバイスを受けられる方がよいでしょう。

連携イメージ

連携イメージ

Q2 どのようなタイミングで「カラフル」のようなサービスを利用すればよいのでしょうか?

状態が落ち着いて、ご家族と一緒に外出できるようになったくらいが目安です。
状態が悪いときは、外に出ることすら無理、ということが多いと思われます。そういった状態が落ち着いて、ご家族と一緒であれば、ご近所へ買い物に行ける程度になったら、医療機関や保健所へ相談して、利用のご検討を始めるのがよいかと思います。あせらず、一歩ずつ進んでいきましょう。

Q3 できれば同年代の人が多いところに通わせたいのですが。

気になるところには積極的に問い合わせて、ご本人に合ったところを見つけましょう。
特にご本人が若い場合は、どうしてもあせりがちです。気持ちを分かち合える同年代の人が多いところへ通う方がよいでしょう。もちろん、好きなものや趣味が近いので、コミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。どういった年代の方が多いかは、福祉サービスの事業所によって異なります。「カラフル」でも「あるく伏見」は20代の方中心、「あるく川名」は30〜50代が多いといった特色があります。気になったところには積極的に問い合わせて、見学などを重ねるのがおすすめです。

Q4 少しずつ外に出てくれるようになりました。一日も早く就職して欲しいのですが、どうすればよいのでしょうか?

あせりは禁物です。病院・保健所などへ定期的に相談する機会を設けてください。
「カラフル」のようなサービスにある程度通えるようになると、毎日きちんと通ってほしいと思うのが、ご家族にとって自然な気持ちです。あせるあまり、つい厳しいことを言ってしまいそうになることもあるかと思います。多くの場合、ご本人も毎日通いたい、通わなくてはいけない、と強く感じており、それができなかった場合、自分を責めてしまう気持ちが生まれがちです。就労支援の施設へ通っているときも、現在のご本人の状態を客観的に見てくれる病院や保健所への相談を欠かさない方が、ご本人・ご家族の双方にとってよいと考えます。

Q5 子供が就労支援施設に通っているのですが、そこでの訓練にうまくついて行けていないようです。どうやって声をかけたらいいですか?

小さな達成を確認していきましょう。スタッフにもご相談ください。
まずは通われているという事実だけでも、すごい進歩であると認めてあげてください。訓練においては、少しずつ難しいことにチャレンジしていただきますので、一時的にご本人が自信を失うときもあると思います。しかし、ほんの少し前までの、状態が悪かったときから考えると、その時点でも小さな達成を積み重ねて、大きく進歩しているはずです。それをご本人と認めあって、気持ちを共有してください。もちろんカリキュラムが、ご本人にとって難しすぎるケースも考えられます。気になるときは遠慮なくスタッフにご相談ください。

Q6 子供が30代の半ばで引きこもっています。私の年齢を考えても先行きが不安です。

障がい者雇用等のチャンスは広がっています。積極的に相談してみましょう。
「今まではご家族の収入や年金で、何とかなっていたけれど、この先は…」というケースは今後ますます増えてきます。これは社会的にも重要な問題だと認識されています。今まで「家族の問題」として閉じ込めがちだったことを積極的に解決するため、企業の障がい者雇用拡大や、私たち「カラフル」のような就労支援サービスが行われています。ご不安な思いがあるのでしたら、どうぞお気軽に保健所や支援センター、もちろん私たちにもご相談ください。ご家族に合った支援の形を一緒に考えていきましょう。